電子竹林:Blog

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「ピューリッツァー賞作家の脳科学探険」

ロナルド・コチュラック。ピューリッツァー賞を受賞した「脳の神秘を暴く」と「暴力の根源」(シカゴ・トリュビューン紙に掲載)をまとめたもの。一般向けで内容は分かりやすい。犯罪、暴力、自殺、アルコール中毒などの傾向を脳科学から考えている。特にセロトニンノルアドレナリンなどの神経伝達物質の働き、それを制御する薬や生活については、現実的な話で興味深い。

(memo:1000年前の中世英国の人々のほとんどは物事を抽象的に考えられず世界を具体的に眺めていた、現代の8~9歳の子供と同じくらい)

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