電子竹林:Blog

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「宇宙戦争」- The War of the Worlds -

スティーヴン・スピルバーグ監督、H.G.ウェルズ原作。レイ(トム・クルーズ)と娘レイチェル(ダコダ・ファニング)、息子ロビーとの面会日に異変は始まる…不気味な嵐と雷、電気機器はすべて停止し、地中から出現したマシーン"トライポッド"により街が破壊されていく…。バイロン・ハスキン監督(TV「アウター・リミッツ」他)1953年の同名作品リメイク。原作はH.G.ウェルズで、オーソン・ウェルズによるCBSのラジオドラマでパニック(1938/10/30)が起こったのはも有名(さらにこの事件をTVドラマ化した「アメリカが震撼した夜」も面白い)。物語は単純ながら、最高の技術を使って映像化したスピルバーグ的「宇宙戦争」は堪能出来る。巧妙なカメラワーク(運転中シーンとか)、パニックシーンでさえも詩的な美しさで描く映像感覚は流石と思わせる。オリジナルを知らないとラストは何、と思うだろうが、個人的には嫌いじゃない。しかし、ティム・ロビンスの存在意義って…?。(大阪は強いらしいぞ)

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