電子竹林:Blog

はてなダイアリーより引っ越し済み、主に映画

「レミーのおいしいレストラン 日本語吹替版」- Ratatouille -

ブラッド・バード監督脚本。抜群の嗅覚を活かしネズミなのに驚くべき料理の才能を持つレミーは、ある偶然からパリに到着。そこで高級レストラン「グストー」の見習いシェフ、リングイニと出会う…。監督はじめ「Mr.インクレディブル」(id:zom-1:20050203#p2)のスタッフ。微妙に評判が悪い気がするが、やはりネズミと高級料理という点にひっかかるのだろう。そのミスマッチはかなりの冒険であり、個人的には違和感を乗り越え成功していると思う。最後の一皿のシーンなんかかなり好き。料理好きとしてはレミー(とグストー)に共感する部分が多い。ただ、好きになれない人の気持ちも分からないでもない。CG表現として、料理の質感は今回最大のチャレンジだと思うがピクサーだけあってかなり力を入れている。料理のしっとり感や、パンのパリパリ感など素晴らしい表現だった。(memo:パリのねずみ採りの店は実在)

http://www.disney.co.jp/movies/remy/index.html