電子竹林:Blog

はてなダイアリーより引っ越し済み、主に映画

「2012」

ローランド・エメリッヒ監督。2009年インド人科学者サナトムは太陽フレアからのニュートリノの観測に異常を検知。その友人の地質学者エイドリアン(キウェテル・イジョフォー)は大規模地殻変動を政府に進言する。2012年、売れない小説家のジャクソン(ジョン・キューザック)は別れた妻ケイト(アマンダ・ピート)との間の子供たちとイエローストーン国立公園を訪れ、地元のDJチャーリーから世界の終わりの話を聞くが…。ほぼ100%の人が感じるように、VFXは凄いけど内容は破綻しているという印象。一家が逃げる背景では世界が崩壊し、何千万、何億という人が死んで行く。終末の景色は神々しささえ感じるのだけど、いかにも凄いディザスター・ムービーを作ってやろう、観客はそれを望んでいるだという浅い根性が見えてしまう。後半の船はあまりにチンケな展開で愕然。そして無駄に長い。クレジットにグラハム・ハンコック神々の指紋」にインスパイアされた…とあった気がする。

http://2012-movie.jp/