ジェームズ・キャメロン監督脚本制作。22世紀、地球から遠く離れた希少鉱石が埋蔵されている衛星パンドラ。先住民ナヴィと人間のDNAを組み合わせたアバターに、人間がドライバーとなり意識を直結させるというアバター・プロジェクト。植物学者のグレイス・オーガスティン博士(シガニー・ウィーバー)たちとともに、戦闘により車椅子の生活となった元海兵隊員ジェイク(サム・ワーシントン)は、双子の兄に代わりアバターのドライバーとなり、族長の娘ネイティリ(ゾーイ・サルダナ)と出会う…。物語が凄くいい。先住民との恋はパターンではあるが、リアルとバーチャルをここまで上手く融合させた物語は記憶に無い。「アバター」の名にふさわしい。資源獲得のための侵略戦争への風刺も効いてるし。映像は美しい。3Dは派手さはないが没入感は10%増しぐらい。ただ眼の疲労感は50%増しぐらい。2D版でも良かったかも。今回、REAL-Dの3D方式だったけど、メガネの人でも平気なのだろうか。XPanD Xに比べて3Dメガネが軽いのはいいけど、視野はやや狭い感じがした。
