スティーブン・ケイプル・Jr.監督。ロッキー(シルベスター・スタローン)の元で世界チャンピオンになったアドニス・クリード(マイケル・B・ジョーダン)はビアンカ(テッサ・トンプソン)との生活も順調。そして、アドニスは、かつて父アポロの命を奪ったドラゴの息子ヴィクター(フロリアン・“ビッグ・ナスティ”・ムンテアヌ)と対戦することになるが…。父の世代の因果を引きずって、歴史は繰り返す感じな展開は古臭い。全体にはダメじゃないけど新しさはまったくないな。それより、全体にリッチ感ある米国ロッキー側に比べてハングリーで屈折した心理を持ったロシア側に感情移入してしまうのだけど。後半のロッキーの取ってつけたハングリー精神な特訓はワザとらし過ぎる。