イシャナ・ナイト・シャマラン監督、A.M.シャイン原作。ミナ(ダコタ・ファニング)は、鳥籠の鳥を配達する途中で不気味な森に迷い込み、車もスマホも動かなくなる。森の中でガラス張りの家に避難しようとしたミナは、そこで60代のマデリン(オルウェン・フエレ)、キアラ(ジョージナ・キャンベル)、ダニエル(オリバー・フィネガン)に助けられるが…。M.ナイト・シャマランが製作で、彼の娘が長編初監督の作品、原作未読(翻訳されてないかな?)。森の中のガラス張りの部屋に閉じ込められ、何かに監視される、という設定自体でなかなかだが、謎の引っぱり方が上手い。オヤジよりも上手い。最後のまとめ方とスピード感もなかなかいいと思う。…が、米国での評判はイマイチみたいだなあ、なんでだろう。オヤジが、子供の頃からスーパー8でストリートで映画作り覚えたのに対して、娘は英才教育を受けたって感じの映画作り。その分、オヤジの方が先が読めない荒削りさがあっていいけど。