電子竹林:Blog

はてなダイアリーより引っ越し済み、主に映画

「ウェルカム・ドールハウス」

1996年のサンダンス映画祭国際批評家連盟賞受賞作。トッド・ソロンズ監督。ブス、レズ、バカと、学校全体からいじめにあって、家族からも見放され、確かに容姿も性格も悪い主人公の中学生(^^;)。友達は近所の小学生だけ。監督の視点は、主人公に愛情を注ぐでもなく、客観的な位置から突き放して見つめる。いじめは陰湿だけど、そこに悲愴感は感じられない。何か、とても不思議な視点、不思議な映画。でも、面白い。しかし、あのファッションはなんなんだろう(^^;)。