電子竹林:Blog

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「ラブ&ポップ」

村上龍 幻冬舎。デビューからずっとフォローしていた村上龍だったが、「トパーズ」でもうイヤになってずっと読んでいなかった。庵野が監督した映画版の「ラブ&ポップ」が無ければこの原作も読む事は無かったと思う。映画で体験したそのままの感覚で、自分としては追体験でしかなかったかもしれない。でも、面白かった。延々と出てくる無意味な会話、ビデオのタイトル、ブランド名、カラオケの歌詞などの羅列は映画では効果的だったけど、活字になるとちょっとかったる。