電子竹林:Blog

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「クッキー・フォーチュン」 - Cookie’s Fortune -

ロバート・アルトマン監督、グレン・クローズリヴ・タイラー、チャールズ・S・ダットン。舞台は米国南部のミシシッピー州のリー・スプリングス。老婦人クッキー(パトリシア・ニール)の自殺を隠そうとする姪のカミール(グレン・クローズ)により、殺人事件がでっち上げられる。それに巻き込まれる、カミールの妹のコーラ(ジュリアン・ムーア)、コーラの娘のエマ(リヴ・タイラー)、ウィリス(チャールズ・S・ダットン)。一見平凡な田舎町に一つの事件が起こり、隠された秘密が浮かび上がってくる、というありがちな図式で見ていたが、まあ、その通りの展開でやや退屈。しかし最後に隠された秘密は、なかなか面白く、ほのぼのとさせてくれた。南部ののんびりとした雰囲気を上手くかもし出す、ウィリス役チャールズ・S・ダットンが上手い。のんびりとした映画で、のんびりと楽しまないとダメかも。