電子竹林:Blog

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「アンドリューNDR114」- Bicentennial Man -

クリス・コロンバス監督製作、アイザック・アシモフ&ロバート・シルヴァーバーグ原作、ロビン・ウィリアムス、エンベス・デイビッツ。もともとはアシモフの中編である「バイセンテニアル・マン」(「聖者の行進」に収録)を、ロバート・シルヴァーバーグが長編にしたものを原作としている。中編のものを読んだのは遥かに昔だったけど、結構好きだった。どうも長編になると散漫な感じがする。映画は、なんかどうしようもない。映像化として、いかにも人間が入っている着ぐるみってのがヤな感じだし、後半は恋愛ものとして展開しちゃって、どうしてこうなっちゃうのって感じ。結局、原作のロボットと人間の関係、さらに人間性とは何かみたいなテーマが映画では薄れてしまっただけ。長編版の原作とも内容は随分と違う。