電子竹林:Blog

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「トルコの東トルコの西」

保科眞一/望月敦子 叢文社。トルコの本となるとなるべく読む様にしている。二部構成のこの本は両方ともツアーでトルコに行った話をまとめたもの。団体ツアーで行った旅行の話が出版される事自体なんか信じられないけど、「パッケージツアーで行ったトルコ共和国」なんてのもあったし、トルコ関係では当たり前なのか??内容的には、なんかしょうもない話ばかり。プロの文章とは言えず、臨場感や新鮮な視点も無く、単なるメモ書き、日記みたい。前半はトルコの東の方だからちょっとは珍しい。1995年、一行17人の旅、ドーウバヤズット、ネムルート山、第四の都市アダナ、ヴァン湖などなど。後半は、イスタンブール、コンヤ、エフェッソス、トロイ、カッパドギア、おまけにツアーで連れていかれた絨毯屋にベリーダンスとしょうもない内容。p66でヴァンのクルド人経営のキリム屋に行って、キリムの事を"絹織りのカーペット"と説明しているけど単純な間違いか?100cm×90cmで5,6万円、座ぶとんぐらいで1万円というからキリムにしては高すぎる。本当に絹のカーペットなのか、だまされているのか?日本語が上手い絨毯屋がいかにアヤシイが。