電子竹林:Blog

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「サトラレ TRIBUTE to a SAD GENIUS 」

本広克行監督、戸田山雅司脚本、佐藤マコト原作、安藤政信鈴木京香八千草薫寺尾聰、内山里名、小野武彦。自分の心が喋らずに相手に伝わってしまう特殊能力サトラレサトラレはその能力とともに天才的な知能を持つために特能保全委員会により、国家的に保護されている。日本で第7番目のサトラレであり新米の外科医である主人公里見健一(安藤政信)の元に、特能保全委員会より小松洋子(鈴木京香)が派遣される…。根本的な面白さは、やはりサトラレという設定自体にあって、そこは上手くエンターテイメントな映画に仕上げている。ラストの泣かせる部分なんかはあんまり上手いとは思わなかったけど、観客の反応は凄くよかった。話が壮大な割に最後には広がりが無く、小さい所に収まってしまったのがちょっと残念だったけど、ま、それはしょうがないか。