電子竹林:Blog

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「ロスト・ソウル」- Lost Souls -

ヤヌス・カミンスキー監督、ウィノナ・ライダーベン・チャップリンジョン・ハートフィリップ・ベイカー・ホール。マヤ(ウィノナ・ライダー)、ラロー神父(ジョン・ハート)は元数学者のヘンリー・バードソンの悪魔払いを行うが失敗。マヤはヘンリーの元から盗み出した暗号の数字を解読し、悪魔の復活を知る。さらに犯罪研究のベストセラー作家のピーター・ケルソン(ベン・チャップリン)などが絡み、真相に近づいていく…。スピルバーグの「シンドラーのリスト」、「プライベート・ライアン」、「ジュラシック・パーク」等の撮影監督。本作が監督デビュー。さすがに撮影監督だけあって、映像は素晴らしい。特に、悪夢の様な映像は抜群。銀残しを使っているのか、ざらついた重い映像も合っている。ただ、内容はというと、結構しようもない。「エクソシスト」の悪魔払い、「ローズマリーの赤ちゃん」の悪魔主義エンド・オブ・デイズ」の悪魔復活など、どこかで見たようなものばかりでいいトコ無し。ラストは最悪。「オータム・イン・ニューヨーク」と違って、ウィノナ・ライダーはいい味が出ている。顔色の悪さもいい(^^)。