テリー・ツワイゴフ監督、ダニエル・クロウズ原作、ソーラ・バーチ、スカーレット・ヨハンソン、スティーブ・ブシェミ、ブラッド・レンフロ、ボブ・バラバン、イリーナ・ダグラス。絵とファッションが好きで辛口のイニード(ソーラ・バーチ)、金髪で美人のレベッカ(スカーレット・ヨハンスンは幼なじみの友人。高校を卒業し、いっしょに暮らす約束をしながら将来は見えない。新聞の広告欄で中年男シーモア(スティーブ・ブシェミ)に悪戯をしかける…。抜群に面白かった。表現的には軽いノリでポップな映像と展開なのに、その内容と言えば自分らしく生きることの辛さを、正面から突きつけられる。結構厳しい映画。ラストについてはちょっと気に入らない部分もあるが。映画ではいきなりインド音楽から始まるのが驚くけど音楽もいいし、イニードのファッションは抜群。演ずるソーラ・バーチの存在感は凄い。「ダンジョン&ドラゴン」の女王サヴィーナと同じ人とは思えない(^^;)。