電子竹林:Blog

はてなダイアリーより引っ越し済み、主に映画

「親分はイエス様」

斉藤耕一監督脚本、渡瀬恒彦、ナ・ヨンヒ、奥田瑛二渡辺裕之、渡辺哲、ガッツ石松。山政会若頭補佐の木原勇次(渡瀬恒彦)、中森組若頭補佐の島俊夫(奥田瑛二)、抗争を続ける組の二人は、ほとぼりをさますために姿を消す。助けられた教会で、偶然、元ヤクザ志田(渡辺裕之)のスピーチを聴いた勇次は自分も十字架を背負おうと、十字架行進を始める…。ミッション・バラバという元極道の伝導グループの夫婦たちがモモデル。「誰だって人生をやり直せる」というメッセージは受け入れられるし、それなりに感動的な部分もあるのだけど、ヤクザの親分を信じていたのが、そのままキリストを信じる様になったいう、なんとも単純に信じてしまう、信じやすさという本質が変わっていないのが非常に気になってしまった。日韓共同製作。「ホタル」もそうだけど、韓国親善の色合いが強いのは、来年のワールドカップに向けたもの?