電子竹林:Blog

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「ロード・オブ・ザ・リング」- The Lord of the Rings - ☆

ピーター・ジャクソン監督脚本製作、トールキン原作、イライジャ・ウッドイアン・マッケランリヴ・タイラーヴィゴ・モーテンセンショーン・アスティンケイト・ブランシェットジョン・リス=デイヴィスビリー・ボイド、ドミニク・モナハン、オーランド・ブルームクリストファー・リーヒューゴ・ウィービングショーン・ビーンイアン・ホルム。闇の冥王サウロンが作り上げ世界を滅ぼす力を持った指輪は、サウロンを倒した勇者イシルドゥア、さらにゴラム、時を経てホビット族のビルボ(イアン・ホルム)の手に渡る。ビルボから、オロドルイン山の火口「滅びの亀裂」に指輪を投げ込む事を託されたフロド(イライジャ・ウッド)は、ホビット族のサム、ピピン、メリー、魔法使いのガンダルフ(イアン・マッケラン)、人間のアラゴルン(ヴィゴ・モーテンセン)、ボロミア(ショーン・ビーン)、エルフ族のレゴラス(オーランド・ブルーム)、ドワーフ族のギムリ(ジョン・リス=ディヴィス)の9名で苦難の旅に出る…。面白かった。「ブレインデッド」、「乙女の祈り」の時代を考えるとこんな映画を作る監督とはとても思えないが、素晴らしい仕事をしたと思う。三部作同時の撮影、CGによるコストダウンなどプロデュースとしても、今後のいい見本になる。CGによる、斬新なカメラ移動は素晴らしい。ホビットが遠目では、どうみても子供が演技しているのがバレバレなのは気になるけど。原作は一巻目で挫折したが、もう一度挑戦したい。この映画を観ると、続き物ってのも悪くないと思っている(「スター・ウォーズ」みたいに間が空き過ぎなければ)。キングが「グリーン・マイル」の前書きで連続小説について書いていたような気分を味わえる。