電子竹林:Blog

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「ヒューマンネイチャー」- Human Nature -

ミシェル・ゴンドリー監督、チャーリー・カウフマン脚本、パトリシア・アークェットリス・エヴァンスティム・ロビンス。ライラ(パトリシア・アークェット)は、12歳で全身毛むくじゃらとなり大自然の中で生きる事を決意したが、出版した本がベストセラーに。厳格な両親の元で育ったネイサン(ティム・ロビンス)はネズミにテーブル・マナーを教える研究に没頭。そんなライラ、ネイサンはある日、森で猿として野生に育った男パフ(リス・エヴァンス)を見つける…。三人の一癖ある役者がうまくバランスを取って、いい演技になっている。カウフマンの脚本がやや説教臭くはあるが、意外性とギャグと面白い展開を持って楽しめる。ラストもカウフマンらしい毒が効いているし。リス・エヴァンスは「ノッティングヒルの恋人」から期待の役者、やっと主役が観られて満足。「シッピング・ニュース」でも重要な役どころで、今後も期待出来る。