電子竹林:Blog

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「奥さまは魔女」- Bewitched -

ノーラ・エフロン監督(「ユー・ガット・メール」)。元映画スターで落ち目のジャック(ウィル・フェレル)にTVドラマ「奥さまは魔女」のリメイクの依頼が来た。ジャックは自分が目立つために素人のイザベル(ニコール・キッドマン)をサマンサ役に抜擢させるが、イザベルは本物の魔女だった…。ニコール・キッドマンはとにかくキュートでチャーミング、現代のサマンサにぴったり。シャーリー・マクレーン、ヘザー・バーンズなど女優陣はキャラが立っていていいのだけど、男優陣はイザベルの父役マイケル・ケイン以外ダメ。とくにジャック=ダーリン役のウィル・フェレルは魅力がゼロ、演技もSaturday Night Live出身の悪さ出ていて、浮きまくっている。当然、恋に落ちる必然性が感じられず、物語に乗れない…オリジナルに思い入れがあるので残念な出来。字幕の戸田奈津子、最近の中でも特に酷い翻訳だった。吹き替え版の方がよかったかも。

http://www.sonypictures.jp/movies/bewitched/index.html