電子竹林:Blog

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「サウンド・オブ・サンダー」- Sound of Thunder -

ピーター・ハイアムズ監督撮影、レイ・ブラッドベリ原案。2055年、現実化したタイムトラベルの技術は金儲けだけに使われ、シカゴのタイム・サファリ社は6500万年前白亜紀ハンティング・ツアーを高額所得者相手に販売する。その引率者ライヤー博士(エドワード・バーンズ)らのツアーは過去のモノを持ち帰ったために、現代に進化の波が押し寄せる…。ブラッドベリの短編「雷のような音」(「太陽の黄金の林檎」収録)を基本に物語を膨らませているが、それがメチャクチャ、あまりにもいい加減な設定と展開。おまけに映像がチャチで10年前にタイムトラベルした気分。いい所は一点も無い、ブラッドベリに申し訳ない。何故か英国俳優の出演が多い。(memo:この本の出版は1953年、バタフライ効果=”蝶"なのは偶然、偶然にしては美しいが…ローレンツの最初の論文は1963年、竜巻の話の講演は1972年、ローレンツ・アトラクターはもっと後)

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