河野圭太監督(映画監督デビュー)、竹田津実原作(北海道の獣医、「キタキツネ物語」の動物監督)「子きつねヘレンがのこしたもの」。写真家の母親律子(松本泰子)の都合で一人北海道へやって来た太一(深澤嵐)は、一匹の北きつねを拾う。獣医矢島(大沢たかお)と娘の美鈴(小林涼子)と共に世話をするが、子ギツネの異変に気がつく…。物語自体は悪くないのだけど、動物と子供を出しときゃイイダロ的な安直さが前面に出ている。エンターテイメント性を求めて、主人公を原作の獣医から少年にしたのは悪くないけど、子供と動物に頼り過ぎ。「HINOKIO」などの小林涼子は印象的なキャラで良かった。藤村俊二も久々の映画出演。
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