電子竹林:Blog

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「X-MEN:ファイナル・ディシジョン」- X-MEN:The Last Stand-

ブレッド・ラトナー監督。前作(id:zom-1:20030606#p1)でみんなを救うために犠牲となったジーン(ファムケ・ヤンセン)を思いサイクロップス(ジェームズ・マースデン)は失意の中。プロフェッサーX(パトリック・スチュワート)、ストーム(ハル・ベリー)、ウルヴァリン(ヒュー・ジャックマン)らは新X-MENを育てるが、遺伝子に作用しミュータントを普通の人間に戻す新薬"キュア"が開発される…。前2作のブライアン・シンガーに代わって監督は「ラッシュアワー2」のブレッド・ラトナー。人間関係やキャラを深く描かない荒っぽさはあるけど、テンポのいい展開で映像も迫力がある。馬鹿らしい程に派手な演出も面白い。善悪ともにキャラが多いので、それぞれ活躍させるのは大変だけど適度な見せ場の作り方も上手い。情けないコロッサスの素顔は観られるし、ミスティーク(レベッカ・ローミン、「ファム・ファタール」)の真の姿はサービスカット。完結編なはずなのに色々な謎はほったらかしだけど、ま、いいかって感じ。ジーンの能力の恐ろしさが見せ場だなあ、赤毛の女は恐ろしい。マグニートー(イアン・マッケラン)は結構情けない。76

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