ブライアン・シンガー監督製作。忽然と地球から姿を消していたスーパーマンことクラーク・ケント(ブランドン・ラウス)が5年ぶりに帰って来た。しかしデイリー・プラネットのロイス・レイン(ケイト・ボスワース)はすでに婚約者リチャード(ジェームズ・マースデン)と息子ジェイソンと暮らし、宿敵レックス・ルーサー(ケビン・スペイシー)は刑務所を抜け出し新たな計画を進めていた…。設定的にはクリストファー・リーブ主演の二作目「スーパーマン2 冒険編」の続き(四作中これだけ好き)。ロイスとの関係を軸に物語はなかなか上手い仕立て。ブランドン・ラウスのこれ以上あり得ないと思わせる完璧なスーパーマン姿はいいし、帰還を見せる最初の事故シーンなど映像技術を駆使した派手な演出は見事。今TV版を見たらチープだろうなあ(^^;)。個人的にはガメラが平成ガメラで復活した時みたいな気分。映画中では続編を作る気満々だが、ワーナー的にはギリギリの線らしい。是非作って欲しい。(何故か「2001」のオマージュ的映像が3カ所ばかり)。マーロン・ブランドも映像で出演。 75
