電子竹林:Blog

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「王の男」

イ・ジュンイク監督。16世紀初頭、旅芸人のチャンセン(カム・ウソン)と女形コンギル(イ・ジュンギ)は一座を離れ、漢陽の都へ出る。二人は暴君ヨンサングン/燕山君(チョン・ジニョン)と元妓生の宮女ノクス(カン・ソンヨン)を皮肉った芝居で人気をはくすが…。韓国で4人に一人が観たという宣伝文句。何がそこまで韓国で人気だったのかよく分からないが、魅力的なキャラクタの二人、その生き様と史実の事件の絡み、テンポよい展開で確かに楽しめる。宮廷の服飾、美術、料理も、市井の人々の生活描写も凝ってる。ちょっと「覇王別姫」を連想した。ちなみに、「宮廷女官チャングムの誓い」(大長今)は、この暴君ヨンサングンの生母誅殺事件に端を発する話。

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