電子竹林:Blog

はてなダイアリーより引っ越し済み、主に映画

「Little DJ~小さな恋の物語」

永田琴監督、鬼塚忠原作。1977年函館、野球とラジオが好きな中学一年生、高野太郎(神木隆之介)は海辺の病院に入院する事になる。院長(原田芳雄)は病院生活にウンザリした太郎に治療の一環としてDJをやらせる事にするが…。前半は意外に素直に展開でそれなりに面白かったが、後半からはベタな泣き演出。やっぱり難病モノにはウンザリだなあ。ヒロインたまき(福田麻由子)はキャラも立っていて悪くないんだけど、エピソードはありきたりで活きてない。キャンディーズフィンガー5あたりの音楽の使い方は悪くない。クィーン"Somebody to Love"=邦題"愛にすべてを"というタイトルの使い方は、ここだけは唯一ナルホドと思わせた。福田麻由子が成長して田中麗奈にはなっても広末涼子にはなりそうもないな。(追記:広末涼子福田麻由子は同じ事務所FLaMme)

http://www.little-dj.com/