電子竹林:Blog

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「チョコレートの真実」

- Bitter Chocolate: Investingating the Dark side of the World's Most Seductive Sweet -

キャロル・オフ。マヤ・アステカでのカカオ飲料から、ヨーロッパに渡って行く歴史、さらに現状でのカカオ生産現場での児童労働、企業と政府の腐敗などなど。全体にまとまりは無く、文章もイマイチな感じがするが内容的には面白い。コートジボワール(西アフリカ象牙海岸)のチャールズ・テイラーにとってカカオは"紛争ダイヤモンド"(「ブラッド・ダイヤモンド」(id:zom-1:20070518#p1))という言葉は、よく内容を表している。この本を読んでから、21_21 DESIGN SIGHTの企画展「チョコレート」(id:zom-1:20070522#p1)を見ていたら、また違う感想になったかもしれない。(memo:英国でチョコレートをバレンタインと結びつけたのはキャドバリー社 1870年代?)(memo:ミルクチョコレートの製法=スイスの科学者アンリ・ネスレ)

http://www.amazon.co.jp/dp/4862760155