2010-03-24 「差別と日本人」 Book 辛淑玉、野中広務。被差別部落出身の野中広務、在日韓国人の辛淑玉による日本の差別についての対談。タブー視されている部分の話が多く、あまり語られない内容なので興味深くためになる。それが野中広務の生きてきた人生から語られるので力強い。"差別するという実態が先にあり、それから「部落民」が作られる"、"差別は享楽なのだ。そこに、差別一般、そして部落差別を支える心のメカニズムがある"という言葉が重く感じられた。(memo:アメラジアン=日本では、米兵と沖縄女性の間の子供) http://www.amazon.co.jp/dp/4047101931