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「アデル ファラオと復活の秘薬 」- Les aventures extraordinaires d’Adele Blanc-Sec -

リュック・ベッソン監督脚本、ジャック・タルディ原作。1911年、蘇生法のエスペランデュー教授によりパリの博物館では卵から翼竜プテロダクティルスが蘇り市民を騒然とさせる。またジャーナリストのアデル(ルイーズ・ブルゴワン)は妹アガットの命を救う復活の秘薬のためにエジプトのミイラを手に入れようとするが…。原作は1976年フランスのコミックらしい。ベッソンは「アーサ」三部作で監督引退宣言をしていたはずだが、また監督。女性版のインディアナ・ジョーンズかと思ったらほとんどスピード感もなく冒険もなく、バタバタしているだけのしょぼいギャグばかり。ベッソンにしてはミューズのルイーズ・ブルゴワンも魅力に乏しい感じ。男優陣は宿敵ヂュールヴー役のマチュー・アマルリックエスペランデュー教授役のジャッキー・ネルシアンなど、それぞれ癖が強いのばかりで相殺してしまっている印象でもったいない。

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