電子竹林:Blog

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「ショパン 愛と哀しみの旋律」

イェジ・アントチャク監督。ポーランドワルシャワ、暴君コンスタンチン大公のご機嫌取りに疲れパリに逃れたフレデリック・ショパン(ピュートル・アダムチク)は、女流作家ジョルジュ・サンド(ダヌタ・ステンカ)と出会うが…。ポーランド映画1810年生まれなので去年で生誕200年。ワルシャワ蜂起前の脱出、リストとの出会い、ジョルジュ・サンドとの恋、その息子と娘との関係、結核療養、39歳で死去と波乱万丈の一生の物語なのに、演出が陳腐でどうしても物語に気持ちが入っていけない。まるで昼メロのような感じでまったく退屈。音楽もヨーヨー・マとか有名所が入っているのでそれなりにいいとは思うのだけど、音楽まで気持ちが向いていかない。なんとももったいない映画だった。

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