マイケル・スーシー監督、スチュアート・センダー原案。シカゴ、結婚式を挙げたばかりの陶芸家ペイジ(レイチェル・マクアダムス)と録音スタジオ経営のレオ(チャニング・テイタム)。ペイジは交通事故により出会ってからの4年間の記憶を失う。レオはペイジとの関係を取り戻そうとするが、疎遠だったペイジの裕福な両親、元婚約者ジェレミーたちがペイジに近づいてくるが…。監督はTV映画「グレイ・ガーデンズ 追憶の館」の人。実話ベースで、基本的には感動な物語のはず…だが、事故後のペイジの性格が悪すぎて、これは素直に別れたほうがいいのじゃないかと思わせてしまうのが失敗。感情移入出来る人間がほとんどいない。エピソードもイマイチ面白くないし。原題にもなっているVow=誓い、結婚式の誓いの言葉の台詞を上手く軸にすべきだったんじゃないかなあ。
