電子竹林:Blog

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「スノーホワイト」- Snow White and the Huntsman -

ルパート・サンダース監督。王女として生まれたスノーホワイトは幼い頃に母親である王妃を亡くし、また王は闇の軍隊との戦いで助けたラヴェンナ(シャーリーズ・セロン)を王妃に迎える。結婚式の夜、ラヴェンナは国を乗っ取りスノーホワイトを幽閉。後に、大人となったスノーホワイト(クリステン・スチュワート)は城を逃げ出すが、ラヴェンナは弟フィン、猟師(クリス・ヘムズワース)を森に追わせる…。大筋はグリム兄弟の展開。30過ぎに見えるクリステン・スチュワートの白雪姫はかなり厳しい。あの目つきのワンパターン演技にも辟易する。それに比べて美女から老婆までのラヴェンナを描き切るシャーリーズ・セロンは見事。その背景、垣間見える心の闇と葛藤も面白いので彼女を主役にした映画で見たかった。原題通りに、スノーホワイトともう一人の主役は猟師なのだけど、そこに違和感ありあり。そのせいでウィリアム王子はほとんど立場ナシなのが哀れ。

http://snowwhite-movie.jp/