マイク・マッコイ/スコット・ウォー監督、カート・ジョンスタッド脚本。コスタリカで拉致されたCIA女性エージェントを救出するために、ローク大尉たちのチームが出動。黒幕である麻薬武器密輸のクリストのつながりからイスラム系テロリストのアブ・シャバールによる米国本土攻撃の情報が得られるが…。売りであるリアルさ、という所が一番か。本物の隊員に本物の装備のリアルさは確かにあるが、それだけ米国側のキャラクタは弱い。悪役の方がキャラがずっと立ってしまっているのが、この映画の最大の欠点。結果的には、ミリタリー趣味がある人しか満足出来ないのじゃないかな。米国軍が平気で他国に侵入して戦闘を繰り返すのに、なんの躊躇もないのもかなりの疑問。ちなみに1990年チャーリー・シーン主演は「ネイビー・シールズ」で、この映画は「ネイビーシールズ」…ややこしい。
