御法川修監督、西口典子脚本プロデューサー。徳島県の山間部の過疎地、上勝町。主力の農産物であったミカンが冷害に会い、農協職員の江田(平岡祐太)は代わりに大根などを提案したが振るわず、ある時、料理のツマとしての葉っぱを売る事を思いつく。農民は反対するが、夫(藤竜也)に反対されながらも薫(吉行和子)をリーダーに、商店を営む花恵(富司純子)、町から戻ったばかりの路子(中尾ミエ)が葉っぱビジネスを始めるが…。ガイアの夜明けなどで紹介されていて、着想が面白く2億6000万円という規模も驚きのビジネスで興味があったので映画も面白かった。いい話をストレートに作っていて、低予算で盛り上がりも少ないけど、素直で悪い映画じゃない。女優三人はさすが手堅くいい演技を見せる。藤竜也は農家でもかっこ良すぎると思ったけど。若い二人はちょっと物語的には浮いてた。
