ロバート・ロレンツ監督。大リーグの名スカウトのガス(クリント・イーストウッド)は視力も衰えて引退を打診されるが、それも聞かずに有望な高校生スラッガーのスカウトに向かう。親子関係がぎくしゃくしている弁護士で娘のミッキー(エイミー・アダムス)はガスの元へ向かい、ガスがスカウトし故障で引退したピッチャーのジョニー(ジャスティン・ティンバーレイク)と出会うが…。父と娘の関係、野球と、手堅いテーマを手堅く物語にしている。手堅すぎて冒険は少ない所が残念かも。イーストウッドはエイミー・アダムス の父親というより祖父という老け方。エイミー・アダムスは特徴無くて埋もれがちだけど、多彩に頑張っている。でも、やはり印象薄いかなあ。原題"Trouble with the Curve"は色々な意味を持って面白いのだけど、邦題にするには難しかったか。