静野孔文監督、櫻井武晴脚本、青山剛昌原作。蘭、小五郎とコナンたち少年探偵団は舞鶴から海上自衛隊のイージス艦体験航海に参加。戦闘訓練中に謎の攻撃を受ける。コナンは某国のスパイXの侵入の噂を聞き、また艦内で自衛官の左腕が発見された事を知るが…。出だしとラストはまあまあだけど中盤中だるみ。事件も犯人も特に面白みはない。海自全面協力のイージス艦の中の描写は楽しめる。が、海自はこんな甘いセキュリティと規律の内容な映画作られていいんだろうか…。そして近隣諸国とのトラブルも多い中で、こーいうネタを子供向け映画にするのはちょっと疑問に思う。背景の映像が実写をほとんどそのままデジタル処理したものが多いのも手抜き感満載な印象。リアルでいいと言う人も多いかもしれないけど。
