電子竹林:Blog

はてなダイアリーより引っ越し済み、主に映画

「すべては君に逢えたから」

本木克英監督、橋部敦子脚本。アパレル会社で働く山口雪奈(木村文乃)と建設会社の仙台支社で働く津村拓実(東出昌大)は遠距離恋愛。ウェブデザイン会社の社長・黒田和樹(玉木宏)は故郷に帰ろうとする佐々木玲子(高梨臨)と偶然出会う。新幹線の運転士の宮崎正行(時任三郎)は病で退職するが…。東京駅開業100周年記念企画。東京駅を巡る物語だけど、それぞれのエピソードがまったく面白くなく平凡、どこかで観たようなものばかり。キャラクタもありきたり、交差する訳でもなく工夫がまるでない。「イヴの恋人」、「遠距離恋愛」、「クリスマスの勇気」、「クリスマスプレゼント」、「二分の一成人式」、「遅れてきたプレゼント」と6つのストーリに分けているけど独立するでもなく交差するでもなく、全体のバランスも悪い。クリスマスのデート映画あたりを狙っているはずなのに、クリスマス前には打ち切りかほとんどの所で縮小した感じ。

http://wwws.warnerbros.co.jp/kiminiaeta/