電子竹林:Blog

はてなダイアリーより引っ越し済み、主に映画

「バンクーバーの朝日

石井裕也監督、奥寺佐渡子脚本。1930年代のバンクーバー、製材所で働くレジー(妻夫木聡)やケイ(勝地涼)、漁師でピッチャーのロイ(亀梨和也)、フランク(池松壮亮)たちの日系移民の野球チーム・バンクーバー朝日は万年リーグ最下位だったが、偶然から生まれた頭脳戦術で勝ち進んで行く…。今の日本では忘れられている日系移民に注目している所は貴重。日中戦争、太平洋戦争を背景にその苦労を描く所は社会的にも意味がある。しかし、いい話だけど展開はメリハリが少なく、テンポも悪く長い印象。もうちょっと短くしていけばいいテンポになったと思うのだけど。本上まなみとか説明不足な登場も不自然だし、フジテレビ的しがらみが多かったのだろうか。あと、みんな小ギレイ過ぎるのは、まあしょうがないか。

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