電子竹林:Blog

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「ストレイヤーズ・クロニクル」

瀬々敬久監督、本多孝好原作。1990年代初頭、寿命が限られながら特殊能力を持った子供たちを作り上げた秘密実験があった。その20年後、昴(岡田将生)、良介、ワタルたちは渡瀬(伊原剛志)の元で様々なミッションをこなしていた。ある時、昴はかつての仲間の沙耶(成海璃子)、隆二たちと再会する。そして昴たちとは違う実験のライン、遺伝子操作による特殊能力を持った学(染谷将太)、アオイ(黒島結菜)、ソウ、モモ、シズカ、ヒデたちと出会うが…。原作未読。全体になんかチープ、限られた寿命も含めて、主人公たちの苦悩には薄っぺら感しかない。ここがダメだと全体に成立しないと思うので、まったくの残念。アクション的には頑張っているところはあるけど、そもそも特殊能力が地味すぎてアクションは見せ場にはならないと思う。瀬々敬久はツマラナイのばかりだなあ。「64(ロクヨン)」の出来が心配だ。そもそも学の特殊能力って、何のために作られたかさっぱりわからないんだけど。

http://www.strayers-chronicle.jp