電子竹林:Blog

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「エール!」-La Famille Belier-

エリック・ラルティゴ監督。フランスの片田舎、牧畜をし市場でチーズを売るベリエ家は、高校生の長女ポーラ(ルアンヌ・エメラ)以外の父、母、弟が聴覚障害者。ポーラは男の子目当てで友人マチルダとコーラスの授業に参加、音楽教師トマソン(エリック・エルモスニーノ)に歌の才能を認められ音楽学校で行われるオーディションを勧められるが…フランス映画。ドイツ映画の「ビヨンド・サイレンス」('97東京国際映画祭グランプリ、音楽はクラリネット)を思い出させる設定。個人的には「ビヨンド…」の方が表現が繊細で好きだけど、この映画も最後は上手くまとめたという印象。最後の歌のシーンがなければもっと評価低かったかも。イマイチ、どのキャラも雑な性格で好きになれないからかな。男キャラも選挙戦も半端な内容だし。

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