羽住英一郎監督、仁志光佑脚本、逢坂剛原作「百舌」シリーズ。高層ビル占拠事件、ペナム大使館襲撃が同時に勃発、公安警察官の倉木(西島秀俊)はペナム共和国前大統領第二夫人の娘エレナの誘拐を阻止。また、捜査一課をやめ探偵事務所を開いていた大杉(香川照之)は偶然にエレナを保護する。テロ集団リーダーの権藤(松坂桃李)、それを操るダルマ(ビートたけし)の部下である高柳(伊勢谷友介)はエレナを追跡し、やがて倉木と大杉たちはペナム共和国へ渡ることになる…。原作未読、ドラマ未見、予備知識は一切なし。ありがちな雰囲気だけのサスペンスと言う印象。なんか意味ありげにしとけばいいんじゃない的な安直さ。劇場版になると海外ロケっていうパターンもなんとも陳腐。多分、原作からはかけ離れてしまっているんじゃないかなあ。話広げすぎだし。
