電子竹林:Blog

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「スティーブ・ジョブズ」-Steve Jobs-

ダニー・ボイル監督、アーロン・ソーキン脚本、ウォルター・アイザックソン原作。1984Macintosh発表会開始直前、Macが"hello"と喋る事でエラーが発生、デモから削除しようとするのをスティーブ・ジョブズ(マイケル・ファスベンダー)は断固反対し、マーケティング担当ジョアンナ(ケイト・ウィンスレット)がなだめるが、さらに元恋人のクリスアン(キャサリン・ウォーターストン)が娘のリサを連れて現れる…。'84年Mac、'88年NeXT Cube、'98年iMacの発表直前のシーンを切り取り再構成するというアイデアは秀逸。そして成功している。娘のリサ、ジョアンナ、ウォズ(セス・ローゲン)、スカリー(ジェフ・ダニエルズ)などを軸に描くのは上手く出てきていると思うが、歴史を知らない人にはさっぱりな内容かも。ウォズはこの映画気に入っているという話だが、それは役者がカッコいいから以上のものはないな。あんまり活躍してないし。スカリーはちょっといい役で描かれ、クリスアンは散々な描かれ方な気がする(まあしょうがないが)。リサがMacを使うシーンが好き、Macの本質を突いている楽しい場面。

http://stevejobsmovie.jp