電子竹林:Blog

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「アーロと少年」-The Good Dinosaur-

ピーター・ソーン監督、メグ・レフォーヴ脚本。巨大隕石の墜落による恐竜絶滅が起こらず、恐竜が文明を築いた世界。ギザギザ山の麓で農耕で生活するアパトサウルスの一家、父ヘンリー、母イダ、兄弟はバックとビリー、アーロは臆病な末っ子。ある悲劇から一家は父を失い、さらにアーロも川に流され原始人の少年スポットと出会うが…。この監督、長編は初だと思う。設定は新鮮だが物語の展開は平凡、退屈。絵もリアルな背景や自然描写とキャラたちが馴染んでない。ピクサーブランドとしたらかなり不満な出来かな。同じ年にピクサー映画が2本公開されるのは史上初、粗製乱造と言われてもしょうがないかも。そしてピクサー初の売り上げ損失をもたらすことになりそう。同時上映の短編は「ボクのスーパーチーム」、ヒンズー教をベースにした感じが不思議で新鮮、こっちの方がずっとおもしろかった。

http://www.disney.co.jp/movie/arlo.html