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「シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ」-Captain America: Civil War-

アンソニー・ルッソ/ジョー・ルッソ監督。アベンジャーズはナイジェリアの都ラゴスヒドラ残党のテロを阻止するが各地での戦闘による被害が問題視され、国際的政府組織の管理下に置かれる事になる。リーダーとなったキャプテン・アメリカ(クリス・エヴァンス)は反対、アイアンマンことトニー(ロバート・ダウニー・Jr)は賛成派となりチームは対立。そして、さらなるテロ事件の容疑者がバッキー、キャプテン・アメリカのかつての相棒である事が分かるが…。キャラ沢山でドタバタしているだけの安直な脚本、薄っぺらさが出る。まあ、子供向け娯楽作だろうなあ。アイアンマン派がブラック・ウィドウ、ウォーマシン、ブラックパンサー、ヴィジョン、スパイダーマンキャプテン・アメリカ派がファルコン、ホークアイ、スカーレット・ウィッチ、バッキー、ともう多すぎ。シビル・ウォーというぐらいだから現代米国のイデオロギーの分裂の暗喩と見るのが筋なんだが、多くの犠牲者(それもほとんど国外)が出る物語で、その闘いに正義を問うこと自体に背筋が寒くなる。

http://Marvel-japan.jp/Civilwar