電子竹林:Blog

はてなダイアリーより引っ越し済み、主に映画

「疑惑のチャンピオン」-The Program-

スティーヴン・フリアーズ監督、デヴィッド・ウォルシュ原案。自転車ロードレース選手ランス・アームストロング(ベン・フォスター)は、25際の1996年に精巣ガンと診断され、さらに脳、肺への転移が見つかるが、それを克服。1998年にプロ復帰、そして医師ミケーレ・フェラーリ(ギヨーム・カネ)によるプログラムでチームぐるみのドーピングを行っていく事になるが…。ツール・ド・フランス7連覇のランス・アームストロングのドーピングの話。WORKING TITLEらしい実話の重さがあってなかなか面白いレースへの執念に共感していくと、ドーピングがなぜ悪なのかのわからなくなってくる。この善悪を超えた感覚の出し方が上手い。でも、地味すぎて、レースの派手さもないし、なんか人気ないのも納得してしまう。なぜか突然、ダスティン・ホフマンが出てきてちょっと驚いた。あんまり意味ない登場だが。

http://movie-champion.com