電子竹林:Blog

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「お嬢さん」-Ah-ga-ssi-

パク・チャヌク監督。サラ・ウォーターズ原案「荊の城」。1930年代、日本統治下の韓国。詐欺グループに育てられた少女スッキ(キム・テリ)は、詐欺師・藤原伯爵(ハ・ジョンウ)の令嬢・秀子(キム・ミニ)の財産を奪う計画に加わる事になる。人里離れた大邸宅に住む叔父の上月(チョ・ジヌン)の元で、スッキは珠子という名で秀子のメイドとして働く事になるが…。R-18なので宣伝されてないせいなのか、観客少なくてもったいない。原作がCWA最優秀歴史ミステリ長編賞、このミス2005年海外編一位だけあってミステリー的にも良くできている、楽しめる。 ビジュアルは面白いし、エロス表現の表現は物凄い。そこが新鮮ではある。昔は「桑の葉」などコリアン・エロスなジャンルがあったなあなどと思い出させた。日本語の朗読が多いが、ここは字幕じゃ面白くない。日本人だけに楽しめる不思議なシーンではある。

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