電子竹林:Blog

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「ゲティ家の身代金」-All the Money in the World-

リドリー・スコット監督。1973年、石油王ジャン・ポール・ゲティ(クリストファー・プラマー)の17歳の孫ポール(チャーリー・プラマー)がローマで誘拐され、母親ゲイル(ミシェル・ウィリアムズ)に1700万ドルの身代金要求の電話がくる。ゲティは支払いを拒否、元CIAの交渉人チェイス(マーク・ウォールバーグ)がゲイルを助けるが…。そもそもケビン・スペイシーがセクハラ問題で降板してクリストファー・プラマーで撮り直してこの出来っていうのが凄い、っていうのが最初の感想。結果的にクリストファー・プラマーの方が上手いし、似てるし、まったくぴったりの役者だと思う。全体には、リドリー・スコットらしい重厚さとテンポを持っていて楽しめる。犯人側のチンクアンタ(ロマン・デュリス)なども個性的。ゲッティの妙な性格がいいアクセントになってる。

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