電子竹林:Blog

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「5月の花嫁学校」-La bonne epouse-

マルタン・プロボ監督。1967年、フランスのアルザス地方のヴァン・デル・ベック家政学。ポーレット(ジュリエット・ビノシュ)は経営者の夫の突然の死により経営を引き継ぐが、倒産寸前であることを知る。義姉のジルベルト(ヨランド・モロー)、シスター・マリー=テレーズ(ノエミ・ルボフスキー)と学校を続けるが、ポーレットは偶然に昔の恋人アンドレ(エドゥアール・ベール)と再開する…。1968年五月革命を背景にして、花嫁学校の人々が変化していく話…、というと面白くなりそうなんだけどイマイチ消化不良。肝心のフェミニズムへの目覚めは曖昧だし、ポーレットや生徒たちがどう変化していくのか、もうちょっと物語として続けて欲しかった。生徒たちも個性を色々つけて面白いのに活かせてないな。五月革命の影響の大きさってなかなか日本人には理解できない。

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