電子竹林:Blog

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「アメリカン・ユートピア」-David Byrne's American Utopia-

スパイク・リー監督。元トーキング・ヘッズのデビッド・バーン「アメリカン・ユートピア」2018年を原案に作られたブロードウェイ・ショー…。同アルバムから5曲、トーキング・ヘッズの9曲など全21曲。デビッド・バーンはいつもアーティスティックで舞台的、社会性があってシニカルなところが好きなんだが、スパイク・リーが監督なので特にメッセージ性が強い。Black Lives Matteのメッセージを正面に押し出している。ミュージシャンやダンサーの多様性も気を使っている。 アルバムの曲と比べるとショー版の選曲の方がかなりいい。好き。舞台としては、音楽はもちろんだが、人間が縦横無尽に動く空間の使い方、大道具のように使われるライティングとか素晴らしく上手く感じる。ちなみに、個人的に生涯ベストのコンサートフィルムは「ストップ・メイキング・センス」。しかし、デビッド・バーンは69歳だが老けすぎじゃないか、声もアルバムに比べてまったく張りがない。

http://americanutopia-jpn.com/