電子竹林:Blog

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「DUNE デューン 砂の惑星」-Dune-

ドゥニ・ビルヌーブ監督、フランク・ハーバート原作。人類が宇宙帝国を築いていた西暦1万190年、貴重な香料メランジの唯一の生産地である砂の惑星デューンことアラキスを、レト・アトレイデス公爵(オスカー・アイザック)が治める事となり、愛妾ジェシカ(レベッカ・ファーガソン)、その息子ポール(ティモシー・シャラメ)とともに移り住む。しかし、皇帝とハルコンネン男爵(ステラン・スカルスガルド)の陰謀により攻撃を受け、ポール、ジェシカは剣術師範アイダホ(ジェイソン・モモア)とともに逃走、砂漠の民フレーメンの部族長スティルガー(ハビエル・バルデム)、チャニ(ゼンデイヤ)たちに助けられるが…。原作は体に染み込んでいるので、物語は素直に入ってくるが一般人ではどうだろう。多分、面白いと思うのだが。圧倒的な絵作りの美しさはドゥニ・ビルヌーブらしい素晴らしさ。有名な見せ場はそのまま出て来て、それぞれ印象的。ハンター・シーカー、サンドワーム、スティルスーツ、オーニソプターなどもイメージ通り。ただ、ゴム・ジャッバールの試練の苦痛箱はなんかデザインがショボい気がした。なぜか宇宙協会、ナビゲーターは出てこないのだが、これは複雑になるから端折ったのか。「恐怖は心を殺すもの」の名台詞は子供の頃から自分の心に刻まれているなあ、と感じた。

https://wwws.warnerbros.co.jp/dune-movie/