イ・ソクフン監督。北朝鮮から国際犯罪組織のチャン・ミョンジュン(チン・ソンギュ)は10億ドルとともに逃走、それを追い韓国にやってきた北朝鮮の特殊調査員リム・チョルリョン(ヒョンビン)は、国際共助捜査のため再びカン・ジンテ(ユ・ヘジン)と捜査を始める。ジンテ、その妻、義妹ミニョン(イム・ユナ)の家にチョルリョンは世話になるが、さらにFBIの捜査官ジャック(ダニエル・ヘニー)がその捜査に関わってくる…。「コンフィデンシャル 共助」の続編、前作もけっこう好きだったけど、今回の方がさらに面白いという印象。アクション、コメディ、ドラマのバランスがとても上手い。「ビバリーヒルズ・コップ」ぐらいの軽快さか。前回の南北朝鮮バディものに、今回はFBIイケメンが絡んで三角関係なのが面白い。イム・ユナの韓国ドラマっぽいキャラが最高に楽しい。平凡になりがちな時限装置ネタも、色々な要素を組み合わせた展開で上手い、と思わせる。
